『心理的瑕疵あり』物件を問い合わせた話。



「いざ、新天地へ!」

シーズンはまさにそんな感じですよね。
希有の友人も、今月都内転勤になりました。栄転。おめでとう。

環境に慣れるのは大変だし私生活もバタバタと忙しそうですが、
「新しい自分を魅せれるチャンスだよね」と、
元・転勤族的には思うのです。

自分の事知らない人たちだらけの中では
自分は“新キャラ”として登場。
自分は変わらなくとも 真っ新な状態から自分像を演出できる。

どこにいっても自分は自分ですがね。

そんな友人を横目に、マンションの更新が近づいている希有です。

今住んでいるお家も気に入ってはいるのですが。
なんたって間取りが気に入って、実際お部屋を見ても良かった物件。
(エレベーターの落書きは気になるけど)

その他、

・職場が移動してちょっと遠い
・オートロックが壊れている(一年放置)(管理費とは)
・大通り沿いでうるさい(寝れるけど)
・寒い(隙間風あり)

等々。住んでると出てきたヤな所は多々ありますが
めちゃくちゃストレスなわけではない、
ちょっと我慢すれば全然住めるレベル。
(オートロックに関しては遺憾ですが。早く直して)

契約更新って「引っ越すなら今かな?」ってタイミング。
更新まで時間がある中で ゆるーく、なんとなく新居を探すことにしたんです。

今よりレベルが上がるなら引っ越そっかな、くらいの意気込み。

で、そんな中で
めちゃくちゃお得な物件を発見したんですよ!
この条件ならすぐ入居希望者が見つかるだろうってゆう。

よく遊びに行く、希有のお気に入りの駅が最寄りで徒歩10分。
オートロック、バストイレ別、独立洗面台、30㎡以上、ペット可…
上層階だし南向き。
希有の条件にドンピシャ。

挙句の果てに 家賃が8万円以下。

…これはおかしい。
オカシイ、可笑しいでしょう。

『新着物件』って出てるけど。
よく聞く“釣り物件”ってやつかなぁ?

で、よく見ると確かに諸注意事項にしょれっと書いてある。
“心理的瑕疵あり”と。

【心理的庇護物件とは?】
“しんりてきかし”と読みます。

過去に販売、賃貸募集している住宅(建物)で
①「自殺・殺人」があった。
②「事件や事故による死亡」などがあった。
③周辺で「事件・事故・火災」等があった。

所謂、事故物件。
過去に その場所でナニかが起こっている物件であるってことです。

または、販売、賃貸募集している物件の周辺に
④「嫌悪施設」がある。
⑤「指定暴力団等の事務所」がある。

Q,嫌悪施設とは?
その名の通り、嫌う人もいる施設のことです。
小学校、中学校等などの子供が集まる場所や、
清掃工場、葬儀場、火葬場、工場、遊戯施設、原子力発電所等、
刑務所、産業廃棄物処理場、下水処理場、ガスタンク、風俗営業店…
環境悪化や騒音、悪臭・大気汚染・土壌汚染などを誘発する施設など。

「別にコレが側に合っても気にならなくない?」って思う施設も。

学校は放送や子供の遊ぶ声、通学の際のいたずらを
懸念する人がいるそうですが、希有は気にならないし。
逆に平和の象徴っぽい気がする。お巡りさんも巡回してそう。

自分にとって「ん?」って感じる施設も、
ある人の場合は気にならないかもしれない。

例えば幼少期過ごした場所や実家の周りにその施設があって
それが普通、の環境で育ったなら、なんてことないのかもしれません。

人それぞれ 住まいに求める環境や
気になるツボは違うってことです。

ので、心理的庇護には基準があります。
“その出来事や施設がある事が契約前から分かっていたら、契約(購入)をしなかった。”

とても曖昧で感情が重視される基準です。

ただ、物件サイトの「心理的庇護」「告知事項あり」の記載は
嫌悪施設のような曖昧な事項であることは少ないと思います。

やっぱり、亡くなっちゃってる場合が殆どだそう。

で、例の物件について。
気になったんで不動産屋さんへ問い合わせてみたんです。
(あくまで良い物件探しのついでにですよん)

その物件は
新築で貸して二ヶ月で亡くなってしまう…という
オーナーさん顔面蒼白物件でした。
分譲賃貸なので不労所得が借金になってしまったパターン。

事件から一年経ち、物件サイトに載せたそうですが
相場は当初の半額以下。

それでも難しいのではないか、とのことでした。

前ノリで死因や状況も聞いた希有。←
不動産屋さんは親切(?)に教えてくれました。

よく聞く、
「事故物件は次の住人には告知は義務だが、
その後は告知しなくてもよい」ってルール。

これは誤りで、基本的に聞かれたら伝えなければならないそうです。

大きい不動産媒体だと、後々のトラブルや社評を考えたら
「揉めるぐらいなら告知しちゃお」と思う模様。
(SNSで即拡散される時代ですもの、賢明)

しかし、聞かれたら告知するのは義務でありながら
小規模経営の不動産屋さんだと言わない可能性が。
手持ち物件の少ない規模の不動産屋さんだと、ちょっと不安です。

これは本当にモラルの問題ですが
「聞かないと敢えて欠点は言わない」ってことですね…
「この家、人死んでますか?」とズバッと聞きましょう。

頼りになるのは、有名な大島テルさんのサイトです。
事故物件公示サイト。見だすと止まらない謎の中毒性。

不動産屋さん曰く、
「あえて事故物件を探す人もいるんですよー」
「“心理的庇護”を記載した方が早く借り手が見つかるんです。」
(まじ需要と供給ってこういうこと)

「で、事故物件に住めるのは、圧倒的に女性なんです」
「ネタ探しの若手お笑い芸人さんとか」

事故物件から事故物件に引っ越す人もいるそうです。
芸人さんは多いみたい…確かにTVで話してるの見たことあるなぁ。

「希有さんの職業が女芸人さんなら…
その物件をオススメするかもしれませんが…

僕は一緒に内見には行きたくないです。
女芸人さんじゃないなら全くススメません。」

…担当の不動産屋さんはとても実直な方です。
希有は普通のOLなので、引き続き普通の家を探します。

To be Complex?




Author: 希有

都内在住のアラサーOL。 上京後オタクに拍車がかかったタイプ。 座右の銘は「転んでもタダでは起きるな」

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