女子高の男子教師ってやつは…②



身近に実在してしまうと 2次元じゃなくなる。

生々しくキレイゴトじゃない部分も見てしまう。
想像上の存在ではなく 現実の実態を知ってしまう。

ゆ え に、禁断の恋もBLも…オタクのわりにハマれなかった希有なのさ。
特にBLはね、キレイなカップリングばかりじゃないって知ってるから。
(げんじつはうめきひしめき。)

多感な思春期に色んな属性を見れたお陰で 
希有は偏見を持たず育ちました。

「みんな中身は一緒だな」
「ホモ・サピエンスの愛に隔たりなんてないわ!」
と壮大で平和な思考を持てたと思う。

中学&高校なんて特に狭い世界。
“友達の元カレが現カレ”なんて事象は
きっとどこにでもある 珍しくもなんともない光景だったと思う。

異性との出会いのチャンスは一律。
バイト先とか塾とか…友達の紹介で大学生の彼氏、とか…

限られた生簀の中で 選び選ばれていた。
(後はSNS出会い系とか?)

遊び場は 今よりも狭かった。

 

 

N先生が赴任してきてすぐ、噂が立ちました。

“Bさん(高2)とN先生(新卒)が付き合ってるらしい”

ノリが良く年齢も近いこともあって先輩にも人気者だったN先生。
(楽しかっただろうな…女子高生に囲まれてさ)
(ハーレムは確かに存在していたましたよ)

特に先輩との交流がなかった希有の耳にすら入ってきた事を考えると、
まじ全校生徒レベルで知ってたと思う。

Bさんとのプリクラも出回っていたな…すごいね。

な の で っ

何年か経って、Oちゃんと付き合ってるって聞いた時
「そことそこが…姉妹かいっ!」と、希有は心の中で盛大に舌打ちした。

もちろん、N先生に。

Bさんは高校卒業とともにバイバイしてたので二股ではなかったのは確か。

しかし、そーゆうことではない。
ピュアなイメージが持てなかったのだ。

“本当はイケナイと思う…
ダメな事だってわかってる…!
けど…俺は教師でこいつは生徒だけど…

愛してしまった…!”

みたいなさ。
悩んだ結果の禁忌ならばドラマチック。
お前じゃなきゃダメ感。出会ってしまった感。

それとは違うじゃん。

同じ学校内で先輩後輩関係の生徒何人にも
先生が手を出すの、なんで?
特別感とは?
立場は?

どちらかというと衝動的じゃね?

“中高生のガキンチョと変わらないじゃん。”

狭い生簀の中で 釣りをしてるように思えてしまった。
(やっぱり、ピュアな禁断の愛は2次元…のみの夢なのか。)
と思春期の少女・希有は思うた。

でも希有は別にN先生を毛嫌いしてたわけじゃぁありません。
わりと仲良くやっていました。多分。
担任も持って貰っていたからよく話していたし、進路の話とかしてました。

大人としての理性的な深みは感じられない存在(=尊敬できねえな)だったけど、
別の視点で(?)見ると、友達の彼氏だったし(知らないふり必須)

N先生ってこういう人だししょうがない。って。
身近というか 先生ってよりも生徒寄りの対象だった気がします。
気軽な大人ってゆ。

希有を含め生徒がN先生に対して
特別“イケナイ先生”だと思わない理由は他にもありました。

これも、教育委員会的にはどうなのかもなのですけど、
今考えると闇深いんですけど、

年配の 大御所(?)ティーチャー達。
その妻=昔の教え子 って先生…実にたくさんいたのです。

やっぱり、女子高アルアル…?
(希有の学校だけ?)

To be Complex?




Author: 希有

都内在住のアラサーOL。 上京後オタクに拍車がかかったタイプ。 座右の銘は「転んでもタダでは起きるな」

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